The History of Sound & Recording

1977年80-8

STAR WARSの音作り
スターウォーズの第一作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は1977年に公開されましたが、印象的なR2-D2 やC3-POの声の音づけには、『TASCAM 80-8』が使用されました。 『TASCAM 80-8』 は、1/2インチテープを使用した、8トラックオープンリールレコーダーで、フロントパネルから全てを調整可能なデザインを採用し、プロユースの様々なニーズに応える仕様を備えていました。

R2-D2とC3-POの音づけに、80-8が使われていました。
当時、『TASCAM 80-8』が、R2-D2とC3-POの音づけに使われていた事を伝えるプロモーション用の立て看板が、アメリカの映画館に飾られました。 しかし、熱狂的なファンにより、公開してからわずか1週間ですべて持ち去られたというエピソードがあり、当時の熱狂ぶりが伺えます。
また、スターウォーズの他にも、70年代の伝説的ロックバンドのBostonやKansas等のヒットレコードは、『TASCAM 80-8』を使用して録音されました。

みなさまにも、「フォースとともにあらんことを!」(May the Force be with you.)

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